教科書ドラマといじめ
「わたしたちの教科書」見てます。いじめに教師、学校に親と、どこをスポットに当てたいのか分かりにくい上、なかなか話が進まなくてイライラしてたんですが、菅野美穂演じる弁護士が学校側を訴える裁判がはじまってから面白くなってきました。
いやー菅野美穂がかっこいいです~。スーツにメガネは必須ですね。
まあそんな感じでいじめ問題が軸になってるのでタイムリーな話ではあります。大人になってちょっとばかし色々なものを見た今では正直、小~中学生が抱える友達関係や、クラブ、勉強の悩みなんてそんなに気になることでもないんですが、(友達いなけりゃ、1人で本読んでりゃいいし、学歴なんかどこいったって社会でてもそんなに通用するもんじゃないし。死ぬ気で勉強すりゃなんとかなると考えりゃ気が楽です。実践するかしないかは別にして。)中学生くらいまでにとっては学校という限られた人間としか接せず、周囲皆同じことをしているという特殊な場所が全ての世界みたいなもんですから、そこから弾かれることが恐怖なのでありまして、いじめに向かう人の心理ってのも防衛機制なんですよね。
そんな特殊な世界で教師は子供に対して常に上から指導する立場でないといけないし、模範的な立場を少なくとも学校では崩せない。勉強なんかどうでもいいじゃんと本心で思っててもそんなこと決して言えない。ほんと、本音と建前のバランスが難しい職業だなーと思います。子供の気持ちが分かっててもそれが間違ってたら諭すことができて、その言うことを聞かせるのが難しいもんですよね。
つきつけられた難題や困難を「割り切る」ことができるのが大人と子供の違いなのかもしれません。子供の間はどんなこともそんなもんだと割り切れないから、自分の中に抱えるジレンマをいじめにはしったり、暴力に走ったりすることで解消しようとするのかなと思います。じゃあ割り切ったことができるの大人が正しいのか、と言われれば一概にはいえませんが、「そんならこうすりゃいいじゃん」と思えることってこれから生きてく上で役に立つ考え方だと信じておるのです。
じゃあその割り切った考え方を持つにはどうすればいいか、と考えたときに、色々な考え方を否定的な意見を持たずに見ることです。そう、要するに周りのもの全てから学べということなんです。何も数学や理科や社会みたいな教科だけではありません、自分が見たり、聞いたり感じたこと全てを無駄なく自分の中に取り込むことをするだけです。
で、要するに学ぶことは大事ですってことです。
世の中まだまだ学ばなきゃいけないことが多すぎます。
ってなことでドラマネタからえらいマジメに書いてしまった・・・。
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