平清盛「伊豆の流人」
第三部開幕
らしいです。
そういう分類あったんすか!
ってな感じですが。(´∀`)
ようやっとワタクシみたいな歴史好きの主流から外れた、平安時代末期~鎌倉時代大好き人間くらいしか分からんような人物のオンパレードから、世間のみなさまがご存じの人物がちらほら登場してくるそうです。
冒頭からナレーターが久々に登場、そう若き日の源頼朝です。
伊東氏の監視のもと、流人として淡々と写経の日々を送る静かな日々、都での騒乱すら忘れてしまっていたのでした。しかし、そこへ現れたのは伊東の娘八重姫です。来年の大河の主役も八重さんなんですが、この辺偶然?
彼女との出会いが頼朝の人生を再び武士の世界に引き戻す流れを呼ぶのですが、この辺はネタバレせんときましょう。
伊東の平家を恐れる様とは対照的にもう一人頼朝に気さくに接する豪族、エンケンさんの北条時政です。畑作が好きな田舎親父のいい人路線です。
一方清盛ですが、院と天皇、両方にうまく取り入り、大輪田の泊建設に向けての昇進をもくろみます。
もうすぐファイナルが公開の「踊る大捜査線」の名セリフ、
「正しいことしたけりゃ偉くなれ」
を思い出します。
フジのドラマのセリフは綺麗事ばっかりであんまりなんですが、こればかりは真実だと公務員稼業になってつくづく思いました。いや、他の企業でもそうなんでしょうけど、自分のやりたいことをやるためには権力の座につくしかないんですよね。夢の実現のためにのしあがっていくことってのは一見すれば欲の塊に見えますが、それこそ理想の実現に向けた人間のエネルギーって感じです。でもここで問題になるのは上りつめた先にその理想を忘れないでいられるか、ってことなんでしょうけど。
えと、話がそれましたが。
そんな父の態度に納得できない重盛。親子仲の悪い後白河と二条の間をとりもとうと二条に意見します。
余計なことはするなと清盛は激怒。
しかしやったら女声な(笑)二条帝の崩御の場に現れ、ここぞとばかりの乱行の後白河を諌める清盛。
そしてその清盛の行動こそ朝廷を支配しようとの意図でした。それを後白河に感づかれたと同時に、重盛は父の邁進する姿を理解するのでした。
そして池禅尼が退場。トメグループに残れるベテラン女優で唯一残っていただけに、もうちょっとベテラン女優陣の補強がほしいところですね。若手ばっかりになってしまってるので。
「絶やしてはならぬ」
との遺言ですが。。。実の息子の頼盛を見るのがまた。。。゚(゚´Д`゚)゚。
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