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2012年11月11日 (日)

平清盛「そこからの眺め」

なぜかBSフジで平清盛の魅力を語りつくすという番組がやってまして。ついつい見てしまいました。ゲストの方の趣向か、若干やおいネタに振られてしまった感がありますが、やはりこのドラマ好きな人は視点が同じだなあと思います。

・史実が分かってるからどうひねってくるのかが面白い。(史実をしらないとポカーン)
・清廉潔白な主人公じゃないのが素晴らしい。(でも視聴率は下がるw)
・視聴者が想像したり考えないといけない演出や描写が多い。(ながら見は無理w)
・今回は衣装や音楽など独自の世界観があり、大河の様式美から外れてしまっている。(年寄り離れる)

この辺ですかね。壇ノ浦で平氏が滅びることがネタバレとして怒られてしまう時代考証の先生が「もうちょっとみんな勉強してくれよ~」という嘆きが泣けます・・・。
もうひとつ「みんなテレビが全部説明してくれることに慣れてしまっているから自分で考えることができない」、ってのは一億白痴化と言われてしまうテレビによる功罪かなと妙に納得してしまいました。「視聴率とりたきゃ視聴者のレベルを幼稚園児までにしろ」、という言葉があるってのも納得。

さて、のっけから頼朝の娘、大姫登場の伊豆。
幸せそうな頼朝と政子ですが、この娘もやがての悲劇を考えると・・・(´Д⊂ヽ
さすがにそこまで描かれませんが・・・。
このだっこシーンがこの回のラストとの対比になってます。

で、HPが限りなく0に近い重盛に、後白河(めんどくさいのでゴッシーにしますね。)が見舞いにやってきます。もちろん重盛が清盛にダメージを与える「駒」なのです。
大昔に清盛が家族のことを歌った歌を引き合いに出すとは。執念深さは最強MAXのゴッシー。悪い顔になっています。

瀕死の重盛の託す平家の未来を、「双六に勝てば聞いてやる」という無茶ぶりに、応じる重盛。フラフラなのにそれでも必死に平氏を守ろうと双六する窪田氏の熱演に拍手を送りたいですよ。
そんな場面に清盛が現れ、かつて清盛と40年前重盛を賭けた双六勝負と重ねるゴッシー。まるで自分にも清盛にも言い聞かせるように、「一人で生きて死んでいくのだ」と言い放って立ち去ります。そして早く死なばやとの言葉でまもなく重盛は亡くなります。

そしてさっそくもう一人のロリファンに人気だった清盛の娘・盛子も亡くなり、重盛の分とともに知行国をゴッシーは強引に奪い去ります。その陰で藤原摂関家も巻き返しに必死。しかし、とうとう勘忍袋の緒が切れた清盛。もののけの血が爆発し、ゴッシーを幽閉して藤原基房親子を左遷、平家の意のままに官位と領地を動かし、とうとうゴッシーを鳥羽殿に幽閉します。そうされることを悟っていたかのゴッシーが不気味ですが、とにかく清盛は邪魔者を全て退け、この世の頂きに立ったのでした。

そんなわが世の春を謳歌する清盛の前に
出た!妖怪。∑(゜∀゜)

松田聖子様です。

クレジットで「乙前」ではなく「祇園女御」

だったことに注目。

天下をとった気分はいかがかと尋ねる女御に。すがすがしいと答える清盛。

それに対してもうお会いすることはないと言い放ち消え去る女御。

それは現か幻か・・・。

おそらく白河院のそばでその様を見てきた祇園女御。同じところに立ったその子の清盛を見て尋ねたところにその存在の意味があったわけです。諸行無常ですね。

孫の言仁親王(のちの安徳天皇)を抱きあげ喜ぶ清盛と時子。
親王のあけた障子の穴に喜び、その穴を覗き込む清盛が見たものは何だったのか。
それが闇であることと、親王を清盛から受け取って抱く時子。
何度もリフレインされる赤いスイトピー祇園女御の言葉。

壇ノ浦をまさに暗示するかの演出でございました。

いよいよ以仁王の令旨。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

源氏のターンです。
ちょっと前から微妙な動きを見せてくれてる旗揚げのキーパーソン源頼政が気になります。
いやもうほんと終盤にきてこの面白さは最高ですたい!

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コメント

>壇ノ浦、ネタバレ
知らない人が日本にいるんですか?
ネタバレも何も小6の社会の時間に習い、中学の歴史の時間に習い、中学の国語の時間に平家物語暗誦してむしろどうやって隠し通せと(笑)押しも押されぬ義務教育っすよ

あと源平合戦関係は漫画・小説のネタになってますしね。大姫の存在知ったのは彼女主人公のコバルト文庫ですからtulip
家族を大事にする頼朝のシーンがでるたびにすごく斜めからみてます


>ゴッシー
いじめっこ降臨!!
でもゴッシーってば笑う時ちょっと泣き笑いのような顔になるところがキャラに深みを与えていて魅力的です


>祇園女御
油断しててクレジット気づきませんでしたがメイクは若返ってましたね
ここで退場と見せかけてまだ出てきそうな気はします
それとも最後は西行が締めるんでしょうか


>Mr源三位
マヂ楽しみです

投稿: らむね | 2012年11月12日 (月) 23時47分

いや、職場の人で
「壇ノ浦?何それ?」
ってのいましたよ。私より年上なのに。

大姫ネタが結構有名なのはその
コバルト文庫からですね。
私は全く別口から知ってましたが・・・。
茄もってパパにだっこされてたあのかわいい子が
「パパなんて大嫌い!」
になるのが悲しいっすね。

ゴッシーの泣き笑いはわたしも
気になってました。

祇園女御は年齢を無視したら
それなりに俯瞰する役割として
よかったと思います。
あとは西行ですかな。
頼朝と西行の対面、
ゴッシーと頼朝の対面あたりまで
やって締めてほしいですねえ。

投稿: rin2@tomitarin | 2012年11月14日 (水) 20時44分

>ネタバレ
う~ん
ネタバレなんですかね
私の中では本能寺と同格なんですが

>祇園女御
中の人が女優ってわけでもなかったのでここまで重要な役だとは思わなかったです
まあ中の人にもあんたいくつだよってつっこみたいですが

そしてよくみたら盛国さんもけっこう時とまってますね(笑)清盛入道との差が気になり始めました

投稿: らむね | 2012年11月19日 (月) 16時11分

>ネタバレ
歴史に興味ない人の知らなさって
興味ある人の差がかなりあります。

>松田聖子さま
話題性のため、とにかく通じて出したい
製作側のキャラ設定かなと思います。
まあ年齢を無視すれば(笑)そう邪魔な
キャラではなかったかなと。

盛国さんのほうが年上のはずなんですがねw

投稿: rin2@tomitarin | 2012年11月20日 (火) 20時19分

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» 平清盛 第44回「そこからの眺め」 [あしたまにあーな]
今回は、珍しく頼朝のハッピーシーンから始まります。娘を抱きかかえ政子と共にラブラブな毎日を過ごしています。こんな緩みきった表情の頼朝に対して北条時政は、「平家の世の中は続かない。頼朝に、そして源氏の魂に賭けてみようと思う」とおっしゃいます。今後はそういう場面もきっと出てくるのだと思いますが、残念ながらこの時点でその状況を思い描くことはできません。 回を重ねる毎にどんどん悪みを増していく藤原基房を演じる細川茂樹さん。今回はとうとう盛子の病死と共に藤原摂関家に領地を戻すことに成功し、これからいい感じにな... [続きを読む]

受信: 2012年11月11日 (日) 23時35分

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