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2013年7月16日 (火)

南アルプス3000m級縦走登山

はい、夏といえば登山の季節です。が、今年は諸事情によりあまり山にいけないので、行けるときに一気にいこうということと、30代も半ばにさしかかり体力的に無理がきくのはあと数年だろうということで、しんどそうなところからクリアしていくことにしました。

で、三連休プラス有休1日の三泊四日で南アルプスの中でもアプローチがしんどいという聖岳~赤石岳~荒川三山という3000m級の百名山を一気に3つ登ろうという企画を行いました。

まず、この山域、登山口に行くまでがたいへーんなのです。

静岡県の北部、長野と山梨との県境あたりなのですが、静岡駅からバスで3時間ちょいというかなり不便なところ。車で行ったのですが新東名の島田金谷ICからも大井川に沿って狭い山道を2時間半。そして到着した畑薙第一ダムから先の登山口までは一般車利用は通行禁止。そこから登山口までは東海フォレストが運営するバスに乗るしかありません。このバスに乗るにはこの東海フォレストが運営する山小屋で3000円分使わないといけないというルールがあり、帰りのバスに乗るは山小屋に泊まった領収書が必要なのです。だからこの送迎バスを利用するには行程全てテント泊ではできないってなわけです。

とっても登りにくい山です。(笑)

夜中の1時頃に大阪を出て、畑薙第一ダムに到着したのは7時45分。8時のバスになんとか間に合いました。
そして運転手さんの案内つきで未舗装な道をゆられて50分ほど。
スタート地点の聖岳の聖沢登山口に到着します。

Start_2

のっけからクマとは・・・!

いきなりの急登にいきなりすっころんで手を切って出血!
幸先よいスタートだぜい。

Hasi

まあ吊橋があるように沢が点々とあって水には不自由しないのはよかったかも。

しかしピーカンの天気と寝不足がたたりバテバテ。
標準コースタイムより1時間以上かかって15時半頃なんとか今日の宿泊地に到着。

P7120226

沢が近くにあって顔を洗える上に、まだ完全山開き前でテン場はガラガラ。
まったりできました。やったら辛いタイカレーを食べて就寝。

翌朝。5時半頃出発。この日は聖岳を登頂し、百間洞山の家を目指します。
しかーし!聖岳はガスと強風の中、3時間かかってひーこら登頂したにも関わらず、展望はナシよ。

P7130240

泣けます。
山頂滞在は3分くらい。
風で飛ばされそうな上、寒くてとても長居できん!状態でした。

てな訳でさくさく進みます。

Usagi

アップダウンを繰り返し、地図には「荒廃」と書かれている兎岳避難小屋を撮影。
中からラジオの音が聴こえてきたので誰かいたんでしょうが。

Hyaku

14時前には百間洞山の家に到着。

ここは晩御飯のトンカツが美味しいことで有名です。
今回の登山のもう一つの目的だったりします。
てなわけでここは宿泊。
夕方結構雨が降ってたので小屋泊まりにしてよかったです、ホント。
いやーおいしかったです。

Tonkatu

標高2500mで食べるさくさくトンカツ。

写真には映ってませんが蕎麦まで出ました。><
お椀に入ってておいしそうでした。
このときほど蕎麦アレルギーを恨んだことはありません。(苦笑)
泣く泣く事情を話してお向かいで食べてる奥さんに差し上げました。

さて、一番キツい3日目。なにせ地図上での行動時間は9時間半。
あとから聞いたら、このコースは逆回りのほうが楽だそうで。
どうりであまり人に会わないはずですよ。

で、今回のっけからあくしでんとに・・・!

こういう広大な山域でやっちゃいけない、道間違いをやっちゃいましたYO!
5時に小屋を出て30分、うっかり目印のペンキを見落とし、ケモノ道に突入!
おかしいと気がついたのは15分くらい下ったあと・・・。
夏場のハイシーズン前の登山道って草とかがかぶって分かりづらく、さらにケモノ道だとなんとなく道のように見えてうっかり迷い込む・・というパターン。それを見事にやっちゃいました。なんかおかしいと思ってもとの場所に引き返したとき、運よく、他の人が同じように迷い込みそうになっていまして。必死で手を振りこっちじゃねえ~と叫ぶ私。なんとか元の道に戻った時には30分近くたったあとでした。こういうとき単独登山は怖いです、ハイ。

これでかなり体力と精神力を使い果たしたものの、引くはできず、
赤石岳を目指します。

Akaisi

赤石山脈の名前の元締めです。
堂々たる山容。

ザレ場の急な登りを半泣きになりながら登り、なんとか辿りつきました。
山頂が見えてもなかなか着かなかったのがツラかった・・・。

Fuji

山頂からは富士山がよく見えます。

しかしここも風が強くて長居できませんでしたorz

はい、次!

アップダウンを繰り返し、次は荒川三山へGO!

P7140296

このあたりに来ると逆方向から来る人とよくすれ違います。それでも同じ方向へ向かう人はほんにまばら。

Arakawa

営業がはじまった荒川小屋は人がいっぱい。

流石にお腹もすいてバテてきたので10時半ですが昼食にすることに。
ここはカレーが名物だそうでそれを食べました。
美味しかったです。
逆方向に行く元気なマダムと兄ちゃんと同席し、この先の情報を教えてもらいました。で、テンションがだだ下がりです。やっぱりしんどいみたいですorz

まあそれでも先に進むしかないので出発。

また天気もガスってきていい感じだぜえ。

荒川小屋以降は人にほとんど会わなくなって心細さも全開。疲労もピークにきてる上3000m近くの高度は酸素が薄い!心がくじけそうでしたYO!しかし引き返すこともできず、バテバテになりながら、なんとか13時半には荒川東岳(悪沢岳)に到着。

P7140301

ここで今回の登山のノルマ達成です。

P7140309

こっから先は下るだけ~と気が楽になりましたが、ところがどっこい。宿泊予定地の千枚小屋まで岩場やザレ場など盛りだくさんでしかも危険な下り。気を抜けません。

犬連れて登って来てたツワモノの姉ちゃんとすれ違い、ライチョウの親子にも会うことができました。

P7140307

で、15時半、やっと市毛さんが泊まったという(笑)千枚小屋に到着。
Senmai

ここもテント泊する予定だったんですが、着くなり大雨が降りまして、テントはあきらめ
素泊まりに変更。一旦は晴れたんですが、深夜、豪雨だったのでこの選択は正しかったのかもしれませぬ。富士山のよく見えるロケーションは素晴らしかったです。

Fuji2

さて、帰りです。8時のバスに乗らないと、明るいうちに大阪に帰りつきません。
ゴールの椹島までのコースタイムは4時間。
ということは4時には出ないと間に合わない計算に・・・。

てなわけでまだポツポツ雨の降る真っ暗な中、4時前にライトを頼りに出発。

真っ暗なんで一瞬道を外れましたが、前日の学習ですぐに元に戻りました。こんな状態ではシャレになりませんので。

30分くらい下れば明るくなってきました。しかし誰にも会わないと心細くてしょうがねえ。延々と下ること3時間。時間との戦いになってきましたが、雨で岩がつるつるして滑る滑るで急げません。

そして下りだけかと思ったら最後の登りが出てきて体力の限界を感じましたYO!この疲労状態に最後のトドメはキツイ!しかも結構な岩場。
どこまでもドSなコースだ。。。
ようやく最後の15分の目印である吊橋が見えたときには感動のあまりガッツポーズでした。

なんとかバスの出発15分前にはゴール。いやもうフラフラもいいところでしたよ。
北アルプスだと絶対に同じコースの人がいて抜きつ抜かれつになるのですが。

てなわけで9時に駐車場に到着し、無事に下山できました。

Sawara

畑薙の南の井川地区から静岡に抜ける県道が通行止めで引き返さざるをえなくて、帰宅したのは18時半。山登りもしんどいけど、帰りの道中もなかなかハードです。畑薙~井川地区は奈良で言うところの十津川みたいな雰囲気でした。
いちお、静岡市内だそうです。

とにかくハードな山行でした。
テント持ちだからなおさらで全体的にコースタイム通りでした。
コース選定は計画的にしましょう・・・。

でも南は北にない山域の雄大さが魅力ですね。

おまけ。

道の駅川根温泉。ここでお風呂タイム。大井川沿いにあるおっきな施設です。
なんと露天風呂から大井川鉄道のSLが見れます。
運よく通過の時間帯に居合わせまして見ることができました。
残念ながら風呂なので写真はありません。^^;

Img_1615


浜松餃子@浜松SA

Hamamatu

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コメント

こことても良さそうですね。そのうち行ってみたいです

投稿: 田積鳩史 | 2013年7月19日 (金) 12時56分

>たつみさん
とってもよろしいよ~。
ちょっと遠いのがネックですが^^;

投稿: rin2@nara | 2013年7月21日 (日) 08時58分

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