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2014年6月 4日 (水)

蝶ヶ岳と常念岳

先月は奈良で残雪の山登りを試みてみまして、そろそろどうだろうか、ということで北アルプスに行ってまいりました。

深夜の3時に大阪を出発し、東へ。

9時過ぎに平湯温泉のあかんだな駐車場へ。ここからバスに乗り換え、上高地へ向かいます。

到着したのは10時過ぎ。山開きもしたところの快晴の土曜日。この時間ですでに人がいっぱいだあ。

まあ上高地といえばお約束の風景をば。

どーん!河童橋と穂高連峰!

Okakusoku1

ここから登山口の横尾まで3時間歩きます。

今回の山行きは穂高連峰が一望できる蝶ヶ岳に登り、そこから稜線を辿って常念岳をピストンして再び上高地に戻ってくるという行程。

あとから分かりましたが、夏場ならともかく、この時期にあんまりこんなコース辿る人いないみたいです。。。

蝶ヶ岳の登山口である横尾までは平坦な道のりを歩きます。

Okakusoku2

しかし、流石は日本を代表する観光地。
人・人・人。
新緑の綺麗な時期だからか、カメラ抱えた人がたくさんで、なんか撮影ツアーみたいな集団にも出会いました。

横尾についたあたりでは流石に登山客だけになって、人気も一気に減りましたが。

さて、登山。

ここに着いた時点でもう13時前。もう2時間くらい早く着きたかったのですが、前日飲み会があって酒を抜くためには出発を遅らせざるをえなかったのです。。。
そして仮眠3時間半。ここまで2時間半の歩行。
あまりHP(体力)が無い状態ですが、まあものは試し。

ここから蝶ヶ岳のテント場に着くまで数組のパーティーとすれ違っただけという孤独な戦いでした。あんだけ人いたのにどこへ行きましてん!って感じ。

そして登って30分ほどで、

雪!

雪!

北アルプスの雪はまだまだ根深いですたい。
何度も足をとられて滑るわ沈むわで悪戦苦闘。しかもかなりの急な登り。
装備はステッキ1本に簡易アイゼンのみと相変わらず雪山をナメてます。
体力だけを頼りに登ること3時間半。
なんとか稜線に出ることができました。

Img_3331

雪の樹林帯から青空を見るとほっとしますよね~。

Img_3340

蝶ヶ岳まであと30分!まだけっこうあるんですよね・・・。

ぜえぜえいいながら、蝶ヶ岳ヒュッテにやっと着いた・・・。

Img_3343

奥がテント場でそのすぐ上が山頂。
ほんまに山頂直下に立ってます。

Img_3349

この時点で17時前。
テント場もそこそこ空いてたのが幸いです。

いやーそれにしても絶景とはこのことですよ。
富士山まで見えます。

Img_3360

そして、槍ヶ岳を中心とした穂高連峰!アルピニストの聖地ですよ。

Img_3362

2年前の夏はあの先っぽにいきました。

天気がいいので山並みを堪能しながら、お約束のビールとラーメンで腹ごしらえしました。

しかし、深夜になると、流石に稜線上だからか風が強まりテントがガタガタ。寝付けなくて朝を迎えてしまいました。星空は最高だったんですけどね。

さて、この日は常念岳を登ります。

予定では登頂して再び蝶ヶ岳に戻り、上高地まで下山する予定だったのですが、予想以上の残雪に苦労し、かなりの時間を要してしまいました。

Img_3347

真ん中に見えるのが常念岳。ちょっと頑張れば・・・と思いながら進むのですが、なかなかこれがしんどい。

というのも、何度も登ったり下ったりを繰り返すという一番キツいパターン。

Img_3403

そしてとどめが最後のこの400mほどの登り。

Img_3364

何度も心が折れそうになりました。

出発から4時間ほどでなんとか登頂。

Img_3366


あまり高さを意識してなかったんですが、3000m近くやったんですね。
どうりで息苦しいはずです。でも、高山病にはならないラッキーな体質。

Img_3378

槍もバッチリ!

Img_3376

いやー天気がいいのはいいことです。

ここで思い出したのが、上高地からのバスの時刻。平湯の駐車場までの最終ってたしか17時代のはず・・・。
やばい!ここから蝶ヶ岳まで3時間ほど、そして下山口の徳沢まで3時間、そして徳沢から上高地まで2時間・・・。8時間・・・。時刻は9時を回っておる・・・。そして蝶ヶ岳でテントを回収する時間を考えると・・・。

やばい・・・。

とりあえず下山すべし。

それにしても雪・・・。そしてシャリバテでなかなか進まず。途中でへばってると、岐阜からきたという2人組に出会い、同じく蝶ヶ岳まで行くとのこと。私の行程を聞くと、そりゃしんどいでえ~と言われる。蝶ヶ岳と常念の往復はかなりキツいみたいでした。

彼らには先に行ってもらい、とりあえず、進むしかない。。。

しかし8時間ほど食わずで歩きとおすには体力が足りませぬ。フラフラになりながらもなんとか辿りついたとき、例の2人組が到着されてまして、

「途中で行き倒れてるかと思ったよ。」

と言われちゃいました。

ヒュッテでカレーを食べてなんとか体力を回復させ、テントも回収。しかし、この時点ですでに14時。上高地に17時に戻るのはかなりきつい・・・。

なんとか下るもやはり雪で時間を食ってしまい、徳沢に下りた時点ですでに17時。
アウトです。

しゃーないので、ここでまた一泊することに。
事前に休暇をとっといてよかったです。

Img_3408


井上靖氏の小説の舞台らしいです。

Img_3410


なかなか快適なテントサイト。

ここでテントの受付をしていると、職場の人(となりの課の再任用さん)とばったり!
その方は宿のほうに宿泊だったのですが、まさかこんなところで会うとはねえ。
偶然とは恐ろしいものですよ。(笑)

まあそんな感じで翌朝、無事に帰りついたのでありました。

恒例の温泉は平湯温泉の「神の湯」にて。

朝早くで客は私だけで貸し切り状態。源泉かけ流しの湯を堪能しましたとのことよ。

Img_3426


それにしても残雪のこの時期、ここまで登りに来る人はそこそこベテランな人が多かったですね。さらに装備をちゃんとしていかないと命にかかわるなあと思いました。

とりあえず、アイゼンとピッケルは買っていくべきでした・・・。

雪に何度も埋もれたり滑ったおかげで足が無茶苦茶痛いです。

日本百名山はこれで35座目!

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