羅臼岳登山と道東の旅
なんとかやっと夏休みをとりまして、久しぶりに北海道へ。
世界遺産の知床半島と釧路の道東の旅でございます。
最初は青春18きっぷを駆使して電車で北へ渡ろうとしましたが、あまりにも時間がかかりすぎるため、断念。飛行機で2泊3日で行くことに。
何度も言いますが、私、飛行機が大の苦手なのでございます。(‐‐;
関空を出発して女満別まで。
そこから網走等を経由しながらバスで2時間ちょい、知床の玄関口のウトロへ向かいます。
さすが、最果て感が漂います。
遊覧船にのって90分ほど、半島を海から眺めます。
有名なカムイワッカの滝。
心なしか海鳥の声が大きく、平日なので人が少ないせいかしらん。
知床連山。次の日に登る予定ですたい。海から突き上げてる様子がよくわかります。
そんな感じで途中、自転車を借り、宿へ。
そして翌朝、6時に羅臼岳の登山口、岩尾別温泉へ自転車で向かいます。片道15kmだそうで、登山する前に体力をしぼりとられます。【><。】
というのも登山口までのバスの便が9時頃発しかなく、帰りのバス便も早いのです。登山にかかる時間も実際に登ってみないと分からないため、朝早く出発するには自転車しかないという。そして登山口までかなりのアップダウン。
↓こんな感じで登るわけですよ。。゚(゚´Д`゚)゚。
え?レンタカー?、タクシー?何それ?(゚∀゚)
途中に同じようにチャリで峠をせめる外人のおっちゃんに会いました。彼は反対側の羅臼へと向かっていきました。大荷物だったんで、長旅でしょうねえ。
途中でキタキツネに会ったり、睨まれて逃げられたりしながら1時間半。なんとか到着。
ここは世界有数のヒグマ生息地。出発直前に羅臼岳登山をテレビでやってまして、思いっきりヒグマさんを目撃していたので、クマ対策が必要の登山になります。クマ撃退スプレーを借りようと小屋番さんに尋ねるも、
「今年はレンタルやってませんねん。」
Σ(゚д゚lll)ガーン
一瞬止めようかと思いましたが、登山届を見ると他の登山客が平日にもかかわらずけっこうすでに山入りしてるので、途中誰かに会えるでしょう、とのことで鈴とホイッスルを装備し、7時半、出発。
登山道はよく整備されていて、本州のアルプス系と比べると歩きやすいです。
水場もありますが、北海道はエキノコックス汚染の恐れがあるので煮沸しないと飲めないのがつらいところ。
3時間ほどかけて、羅臼平に到着。この直前あたりで、やっと団体さんに追いつきました。
ここまで一人だったので、かなり怖く、安堵いたしました。
山頂がみえましたよ。
岩場があるので慣れてないと大変かも。
中級者向けの山と言われる所以ですね。
うま~い!
どーん!
1700mにも満たない高さですが、流石北海道、天気がよくて写真ではわからないのですがとても風が強く、9月に入ってるのでとにかく寒い!山頂にあまり長居はできませんでした。絶景をしっかり目に焼き付けて早々に下山。
下山後は再び15kmのアップダウンを自転車でウトロまで帰りました。登山よりこっちのほうがしんどかったですたい。
で、休憩に立ちよった知床自然センターでフレペの滝を見学。
散策路を歩いて見に行くところなんですが、往復2kmあるやんけ!
。゚(゚´Д`゚)゚。
登山帰りにはきっつい距離です。微妙にアップダウンもあるし。
どこまでも体力をそぎ落としてくれる知床です。
そんなこんなでなんとかウトロの街に帰りつき、斜里の町へ移動。
翌朝は釧路まで電車の旅です。100km以上だと途中下車ができるので、摩周湖にも立ち寄りました。
霧がないやん。
900草原で牛さん。
電車が2時間待ちという不便さよ・・・。
御飯だけ買って、おかずをのせていってもらって好きな海鮮丼を食べられるというものですたい。ボタンエビとうにが甘くておいしかったです♪
北の国での唯一の贅沢でした。
ちなみに摩周でもチャリに乗り、総計40kmはいったんじゃないでしょうか。(笑)
体力の限界にチャレンジした旅でした。
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コメント
下山後って何だろと思っていたら、遠方にいらっしゃったのですね!
投稿: りぃ | 2014年9月 6日 (土) 12時32分
そうです。北の国へ行ってました。登山遠征です。
でも珍しく国内よ。
投稿: とみたりん | 2014年9月 7日 (日) 15時14分