軍師官兵衛「如水誕生」「落ちゆく巨星」「秀吉の最後」
ほぼ3週間ぶりの大河感想です。
日曜の夜に予定が入ってしまい、ずっと遅れたままでございました。
3週まとめて。
秀吉に謀反の疑いをかけられ、出家して隠居することで恭順の意を示した官兵衛。
秀吉の周囲からの助命嘆願により、処罰をのがれます。
跡を継いだ秀次の側につくようになった官兵衛。
しかし、秀吉に再び後継ぎの秀頼が生まれ、関白秀次の追放劇に至ってしまいます。ここまで権力者としての分かりやすい堕ち具合になった秀吉も歴史上稀な存在かもしれませんね。余談ですが、摂政関白などと言われる秀次ですが、近江八幡の整備など領主としてはかなり優秀だったそうです。弟の秀長といい、秀吉の身内は実はしっかりした人ばかりだったのに、それを軽んじてしまったのが豊臣家の滅びる原因だったのかもしれませんね。
秀次の連座を免れる条件として、衰えていく秀吉の側に再び低い禄で仕えることになった如水。秀吉の死期を悟り、最後の奉公を、と思ったのでありました。
そしもう一人が、パルム家康。
一方朝鮮や明との和睦交渉がうまくいかないことで再び朝鮮出兵に。
官兵衛も再び海を渡ることに。そのタイミングで官兵衛のよきライバル、小早川隆景が将来を案じて亡くなります。
個人的に大河の主役で見たい人物の一人なくらい小早川隆景は好きな武将です。
そして朝鮮に渡った黒田家ですが、二男の熊之助がこともあろうに自分も出陣するため、後を追い船に乗りますが、それが遭難。生死不明となってしまいます。
数少ない黒田家の男子を失くしてしまった如水夫妻の悲しみは深いものでした。
今みたいに海上保安庁に捜索してもらうことなどできませんからね。。。
さて、とうとう秀吉は体調を崩し、弱った秀吉は官兵衛に天下人としての暴挙を詫びます。軍師として秀吉を天下人に押し上げた官兵衛もまた、その生涯の終り近くでこれまでの記憶とともに楽しかったころの思い出を胸に秀吉との別れの時を悲しむのでありました。
秀吉の退場から、最後の関ヶ原へと話が進んでいきますよっと。
いやーそれにしても悪役な三成と淀殿が気持ちいいくらいですね。
| 固定リンク
コメント