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2015年8月 4日 (火)

須走ルートで挑む富士山登山

さて、とうとう登ってきました富士山。

言わずと知れた日本のシンボル。登山に興味がない人でも一度は、と考える富士山。

しかし、今まで全然行く気がしなかった私。ご来光渋滞やら弾丸登山やら植生の乏しさ、単調なつづら折りの登山道、といい話を聞かないので。

そう、

富士山は登る山ではなく眺める山ですから!

まあ日本百名山のピークハントも40座を越え、一回くらい登っとくか、と気が向いたのがきっかけです。そして箱根の噴火の風評被害と、世界遺産登録による登山者のピークも落ち着いた感じという話を聞いたのも追い風でした。

さて、4つあるメインルートの中から選んだのは静岡県側の須走ルートでございます。

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圧倒的に山梨県側の吉田ルートが登山者が多いそうなので、それ以外の選択肢の中で、樹林帯を歩けて、がんばれば日帰り可能で人が少ない、の理由で須走ルートを選びました。え、ご来光?何それ。(゚∀゚)

マイカー規制のため、登山口までは車で行けず、麓の須走に設けられた臨時駐車場でシャトルバスに乗り換え、30分ほどで5合目の登山口へ行きます。

駐車料金1000円に、シャトルバス往復1600円です。いきなり観光地料金です。

夜に大阪を出て、バスの始発の5時まで臨時駐車場で数時間仮眠をとる予定が、道に迷ってしまい、なんとか到着したのは4時前。さらになんやかんやと準備で結局30分ほど眠っただけで出発の時間になっちゃいましたよ。。゚(゚´Д`゚)゚。

今回心配しているのは高山病でした。今まで登った最高地点が日本2位の北岳で、3193m、対して富士山はそれより600m近く高いわけです。寝不足と疲労が高山病を引き起こす原因なのは分かりきってることで、どうなるかの不安を抱えての出発となりました。

さて、快晴の中、登山口を5時半に出発。

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最初はゆるやかな樹林帯を行きます。人は少ないとは聞いてましたが、それでも南アルプスとは比べものにならないくらいの人との遭遇率。吉田ルートはもっとなんですかねえ。

片道7時間はみておく感じで、昼に山頂に着けばいいやと思い、高山病対策でゆっくりと歩きます。

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聞いていた通り登山道は整備されてて、広く、傾斜も緩やかで金剛山より登りやすいっす!

コースタイムどおりを目標に山小屋を通る度に値上がりしていく販売物を尻目にゆっくり登ります。とん汁が700円代だとう!?

7合目手前あたりからは樹林帯を完全に抜け、富士山特有の荒涼とした砂地を行きます。

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この辺からはご来光を見て下山してくる人がたくさん降りていらっしゃいました。

頂上が常に見えているのでそこを目指してる感はありますねえ。

さて、8合目付近の3000mを越えたあたりから吉田ルートと合流するため、下山者も登山者もどんどん人が増えていきます。そして富士山名物?高山病の洗礼を受けた方々が屍となって道端に座り込んでいらっしゃいます。酸素缶を取り出して吸い込む人もだんだん増えてきて、同じようなペースで登ってた人もどんどんと脱落していきます。。゚(゚´Д`゚)゚。

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え?私?

全然大丈夫でした。ほぼ貫徹に近い状態でもならないということは、体質的に高山病に強いみたいですねえ~今のところは。まあ年食ったらわかんないでしょうが。

でも空気が薄いのだけはどうにもならず、息切れの間隔が短くなります。

9合目以降は一歩一歩が流石につらくなりましたが、なんとか10時半過ぎに山頂の久須志神社に登頂!

のんびりでも5時間とまあまあなハイペースでした。テント持たずで登山道がいいとこんなにも早くなるもんですね。

しかし、ここもすでに観光地、富士山。土産屋や山小屋がたくさんだあ・・・。

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最高峰の剣が峰まではまだここから1時間弱、とのことでそのまま進みます。

旧観測所のところに富士山頂3776m!

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ここも人がいっぱいだあ・・・。

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なんとか合間を縫って撮りました。
(逆光なのが惜しい・・・)

てな感じで目的を達成しましたが、この日は富士山マラソンの日だったようで、登山道をマラソンの格好で駆け上がってくる猛者たちが続々とやってまいります。

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スタッフの自衛隊の人が

「選手通ります~!」

とランナーが来るたびに声をあげます。

いやあすげえ・・・。

そんな人々を尻目にお昼を食べて火口などを眺めて、下山開始。

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下山道は登りと別なのが富士山の特徴ですね。(富士宮ルートは登りも下りも同じようですが。)

この須走ルート、砂走り、と呼ばれる砂礫の道をひたすら下っていくという最高に単調な下山道。おかげで早い早い!勢いつけすぎて転ばなければ、ぐんぐん降りていけます。砂がクッションになり、足への負担が軽減されるのが素晴らしい。ただ苦手な人もいたようで、なかなかうまく砂をさばけず下りにくそうにしていた人を若干見かけました。コツがちょっといる感じです。しかしまあ、砂埃がすごかったです・・・。耳や鼻にまで砂が入ってました。

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結局は1時間半ほどで下山完了!あっという間でした。

30分おきに来てくれるシャトルバスのおかげで駐車場に戻ったのは14時半過ぎでした。

それでも寝ずに富士山を往復した体力的なダメージは大きく、とりあえず山中湖近くの日帰り温泉で砂を落として帰路についたのですが、眠気がなんども訪れ、SAで何度も休憩して、家に帰りついたのは翌日の早朝でした・・・。
事故らなくてよかったですたい。
よい子は決してマネをしないでくださいね。

総合的にみると、普段山に登ってる人にとってはすごく登りやすい山だと思います。
先日の笠新道と比べたらなんと登山者に優しい道なんだと思いましたよ。
また、時間帯もピーク時間を微妙に外れてたのか、人は多かったもののよくテレビで見る渋滞にあわずにすみました。

これから登山をはじめようとする人にとっては高山病対策をはじめ、入門にはもってこいの山でしょう。

まあ一度くらいは登ってはどうでしょう、そんな感じの山でした。

外国人も多かったです。ハングルや中国語の案内看板が勢ぞろいですよ。山小屋の放送まで様々な言語入り乱れ、ですたい。

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