おんな城主直虎「死の帳面」
本当のデスノートだった、という今回。
見どころとしてはマツケン信玄。
大昔の大河ドラマの武田信玄は中井貴一氏が主演だったことは30代後半の方ならご存知だと思いますが、噂ではマツケンが先に信玄のオファーがあったとのこと。が、某八代将軍等で忙しく断り・・・という話ですが。それが真実ならこの配役は大河マニアにとってはなかなかの仕掛けでしたよ。
そんな背景もありながら、今回の主役は寿桂尼様。
武田義信の自害から始まる武田と今川の一触即発の状態で、義信に嫁いだ氏真の妹を引き取る交渉に寿桂尼自ら信玄の前に現れます。のらりくらりとかわす信玄でしたが、北条に仲裁を頼み、最終的に妹は今川へ帰されたのでした。
氏真をよそにババ様大活躍です。流石元祖女戦国大名!
それにスネちゃう氏真ですが、ババ様が倒れ、妻にも叱咤され、ババ様をよみがえらせるべく、国中から音曲を集めます。夢の中で今川の栄華の時代を目の当たりにしたババ様は再び目を覚まします。
そしてババ様は自らの命が長くないことを自覚し、今川を裏切りそうなデスノート作りにいそしむのでした。
デスノートに載ったのは直虎!
ババ様は縁のある豪族を呼び出してはその忠義を図っていたのです。
直虎の過去のおとわ時代を感慨深げに語るババ様に、家を守るためには手を汚すこともいとわないという覚悟を話す直虎。そこへ裏切りの兆しを感じ取っていたのでした。
最後の対面で感動させといて、この水面下での戦いっぷり。
お見事な脚本ですよ。
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