おんな城主直虎「井伊家最後の日」「武田が来りて火を放つ」
徳川と今川の和睦が成立し、井伊家をどうするか、ということになりました。
寺でかくまわれていた虎松ですが、母のしのの嫁ぎ先の松下家から養子にならないかとの誘いを受け、悩んだ末、虎松を養子とし、井伊家の再興はあきらめることを宣言する直虎。
みなは驚きますが、家名は残らずとも人が残っていることで、井伊を存続することとした選択でした。これ以上戦で人を死なせたくないと悩んだ末の決断に、最初は反発したツンデレ直之は井伊谷の新たな領主となるクララが立った近藤に士官することし、六佐はそのまま虎松に仕え、とそれぞれの身の振りを選んでいきます。
その直虎は龍雲丸とともに生きることを選択し、農夫として井伊谷の人々と農業にいそしむのでありました。
一方今度は武田が勝手に今川と和睦した徳川に対して攻め込んでまいります。
目の上のたんこぶである北条氏康が亡くなったことでサンバを踊りながら悪役全開な信玄。
どうするかおろおろする徳川家康は織田の援軍も望めない状況で、一旦武田と和睦しようとした矢先、ぎりぎりで織田の援軍がやってきます。
この空気の凍りつき感といったら。
Σ(゚д゚lll)<なんでやねん!
これで武田と戦うことを余儀なくされた家康は大敗北。
武田はその勢いで遠江を進軍し、井伊谷へと近づいて行きます。
一方堺へ逃れた中村屋からの手紙で一緒に堺へ行かないかと龍雲丸に誘われた直虎。このまま井伊谷を去るのはバツが悪いと断りますが、母に「ええ年してるんやから早く孫を見せて欲しいので一緒に堺へ行きなさい」と、世間のアラフォー女子に厳しい(笑)言葉を言われ、堺へ行く決意をします。
そこへ武田軍の進撃の知らせを受けた直虎は、武田と戦う気マンマンの近藤に武田に恭順するよう働きかけます。被害が及ぶのをおそれ百姓たちを逃がし、自ら城に乗りこんで近藤を説得。
近藤は戦うことは避けるが火をかけて逃げると宣言し、井伊の城に火をかけ逃亡します。
その最中、直親の隠し子として井伊にいた高瀬が武田方のスパイだったことが発覚。武田の使いから近藤の毒殺を託されますが、すんでのところで偶然に毒入りのご飯を近藤はそれを食べず危機を逃れます。登場当初にややにおわすところがあったのですが、ここにきてようやくその正体が明かされるとはなんという伏線回収。
さて、どうなることやら。
史実があいまいなので先が読めないのが面白いですたい。
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