おんな城主直虎「悪女について」
涙なくして見れませんでした。
徳川家の悲劇。
謀反の疑いをかけられた信康。しかし、それを救おうとする家康。
あの手この手で信康の処刑を引きのばし、その裏で氏真には北条家との同盟交渉を頼んでいたのです。
一方、信康を案じた瀬名は自分だけが武田と密通したこととし、ニセの手紙を出し、逃走。こっそり立ち寄ったつもりの井伊谷で直虎に出くわしてしまいます。
瀬名の身代わりになる覚悟を悟った直虎は家康から瀬名をかくまうように依頼された万千代達と共に説得しますが、瀬名の覚悟は変わらず。
無理に引きとめることもできなかった直虎。
やはり道中で捕まり、そのまま処刑されてしまった瀬名。
その思いを知り家康は信長にその首を差し出しますが、信長は冷ややかに好きにしろ、自分も好きにする、と言い放ちます。
その言葉の恐ろしさを知った家康。やがて信康も自害。
妻と息子を同時に失うという悲劇。
直虎の瀬名を救えなかった無念さを政次の死と重ね合わせた万千代は、落ち込む家康を叱咤し、その無念を晴らすよう前向きに生きることを促します。
政次の意志がそのまま継がれていくのでありました。
。゚(゚´Д`゚)゚。
いやー歴史上悪女とされていた築山殿(瀬名)の悲劇ですが、こういう描き方されるのは初めてではなかろうか。そしてその影で密かに手を合わせる於大の方がまた。
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