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2018年1月 2日 (火)

おんな城主直虎「石を継ぐもの」

週刊少年ジャンプで連載された数多の漫画は10週前後で打ち切りをくらったものも多いのですが、その中でも熱狂的なファンがついている作品もあります。

そのうち「惑星をつぐもの」という作品、異色のSF漫画だったのですが、かなり面白く、未だにネットで絶賛している人がいたりします。これも10週くらいで終わったと思いますが、打ち切りでも綺麗にまとまった名作だと思ってます。

余談が長く、しかも更新が遅れましたが、直虎最終回!
もう色々な方が分析しておられるので同じことを繰り返すことはしません。(笑)

タイトルの石=碁石は「意志」の意味でもあるわけで。

本能寺後、明智の人質として預かった自然は織田や徳川に引き渡せと迫られますが直虎の機転で織田の隠し子として通し、事なきを得ます。実はこののちの龍譚寺の住職となる彼は、本当に信長の子としての言い伝えがあるのだとかなんとか。

その伝承と、以前長篠の戦いで井伊が活躍して信長から拝領した茶碗のふたつを上手く使ったのでありました。

人を活かすことこそ、井伊の役目、それを実践することに生涯をかけた直虎は、病に倒れて、不思議な笛の音に導かれて井戸端へ。
そこへは幼いころの鶴と亀、そして龍雲丸まで。
竜宮小僧に導かれ、黄泉の国へと旅立ったのでありました。
百姓たちに見送られた直虎。

その知らせは万千代の元に届きます。意気消沈で心ここにあらずで軍議の席から追い出された万千代のところへ南渓和尚が訪ねて、碁石を渡し、井伊の意志を伝えます。
思えば最初から最後まで井伊家の行方を見守っていた和尚さん。希望は万千代に託されたのでありました。

それで発奮した万千代は家康に北条との和睦の使者を願い出、見事交渉を成立させます。

そして、ついに、いよいよ、最終回にして、

「井伊直政」が誕生します。井伊の「直」と小野の「政」、直虎と政次の意志が継がれた瞬間でした。そこへ集うのは、近藤はじめとする井伊谷の国衆、そして武田の遺臣たち。新しい井伊家の誕生の瞬間でした。

うしおととらの白面の者との最終決戦で、みんながうしおととらのもとへ集うくらいの感動ですよ。(´∀`)

少年漫画としての一番感動するようなシーンを大河で見られるとは思いませんでした。

その後、直政は「井伊の赤鬼」と呼ばれ、徳川四天王のひとりとして家康の天下取りを支えることになるのです。

そして直虎はようやくあの世で政次とともに日のあたる場所で碁を打つことができたのでした。

本編では手だけの出演だったのに、総集編では政次と直親の笑顔が見られ、なんてすてきなサービスショット!

。゚(゚´Д`゚)゚。

泣けましたよ。

大河ドラマでここまで爽快な終わり方もないのでは、というくらいでした。

いやあ、最初はただのスイーツ大河になるんだろうな、と思ってましたが、視聴者のほうが「戦は嫌にございます!」と言いたくなるような試練の大河なのも珍しい。

一年間お疲れさまでした。
真田丸と引き続き2年連続の脚本力の凄さを思い知らされた大河でしたよ。

最終回、

―徳川はこれより260年続く―

のあとに、徳川時代を終わらせた男として次回作の「西郷どん」の宣伝を持ってくるのは相変わらずのNHKクオリティ。(笑)

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