西郷どん「傷だらけの維新」「父、西郷隆盛」
彰義隊との戦いは決したものの、会津藩はじめ、旧幕府方の抵抗が一層強まる中、戦いは避けられずの状態になってしまいました。
一旦援軍を出すため鹿児島へ帰った吉之助ですが、留守中家を守ってくれていた吉二郎は自分も戦に加わり、役に立ちたいと申し出ます。それまでの武士としてくすぶっていた想いを汲んだ吉之助は吉二郎を東北の戦いに参加させます。
しかし、あとから駆けつけた吉之助に知らされたのは吉二郎が銃弾を受けたことでした。瀕死の吉二郎と対面した吉之助は、ようやくこれで役に立つことができた、と言い息を引き取ります。
家族を亡くしてまで成し遂げた明治維新は多くの犠牲の上に立つものでした。
引きとめる一蔵どんにはこれからのことを託し、鹿児島へと帰っていくのでした。
あっという間に会津戦争が終わったり、河井継之助のガトリング砲が出てきたりとるろうに剣心ファンや八重の桜ファンには微妙だったり歓喜だったりな明治維新の描写でしたが、やはり赤報隊は出てこなかったっすね。
(´・ω・`)ショボーン
そして時は流れ明治2年、鹿児島でのんびり引退生活を送る西郷どんは隆盛と名乗っていたのでございました。
そんな中、糸どんは奄美に出向き、愛加那と対面。菊次郎を鹿児島の西郷家に引き取ることを申し出ます。立派な武士として育ててくれという愛加那。その思いを汲んで糸は彼を連れて帰ります。
しかし長男でありながら控えるように母から教えを受けていた菊次郎はなかなか鹿児島になじめず、糸や西郷どんも心配します。
一方なかなか明治新政府の運営がうまくいかない一蔵どんはフランス帰りの信吾あらため従道に、兄の隆盛に東京にきてもらうよう説得することを依頼します。
鹿児島に帰った従道は兄に一蔵の思いを伝えます。悩む隆盛ですが、菊次郎のことを思う糸はもう少し待ってくれと懇願します。
それを聞いていた菊次郎は隆盛に東京にいくよう願い出ます。
息子の覚悟を聞いた隆盛は、東京に行くことを決めたのでありました。
ちなみに今回で語りの西田敏行さんが京都市長になった菊次郎だったことが発覚いたしました。Σ(゚д゚)
| 固定リンク
コメント